精神科の病気の怖さとは

初めての投稿だし何書こうかな〜って長らく悩んでいたんですが、

やっぱりまずは精神科の病気の怖さをお伝えするのがいいのかな〜と思ったのでそこからお伝えしていきます

精神疾患は、厚労省が掲げる日本の5疾病(がん、脳卒中、糖尿病、急性心筋梗塞、精神疾患)の一つに含まれており、日本では近年、比較的重視されている疾患です。

これみてどうでしょう?がんや脳卒中、心筋梗塞、糖尿病といった他の病気に比べてみると、精神疾患てなんか浮いてるなって気がしますよね。なんかこいつだけタイプ違くない?みたいな

確かに、精神疾患は自殺というケースを除いて基本的に命に関わる病気ではありません。それでも国が精神疾患を5疾病にあげたのはなぜなのか?精神疾患の怖さとはなんなのか?ということをお伝えできればと思います。

「精神科の病気の怖いところってなんだと思われますか?」ということを、疾患教育の場で患者さん本人あるいは、ご家族に質問するといろんな答えが返ってきます。その中でも一番多いのは「自殺などをしてしまうこと」という回答が返ってくることがとても多いです。

これは本当にその通りだと思います。うつ病でも統合失調症でも僕ら精神科医が一番恐れているところ、入院が必要かどうかの第一の基準にあるのは自殺リスクです。

ただ自殺というものは精神科の病気の怖さの一つの面でしかないなと思っています。

僕が思う精神科の病気の怖さというのは「その人本来の考え方が病気のせいでできなくなってしまうこと、病気のせいで本来ならばしないようなことをさせられる、普段なら思いつかない考えをさせられてしまうこと」ではないかと思っています。

どんな風に病気によって邪魔されてしまうのか、それは病気ごとに異なります。それについては今後ゆっくりと説明できればなと思っています。

ではまた、お付き合いいただきありがとうございました。

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