こんにちは、たつみです。
今回は精神科の受診の流れと必要なものについてご説明しようと思います。
ですが大前提として、精神科の受診と内科や外科の受診には大きな違いはありません。
予約時に必要なものは下のものになります。
- 保険証(マイナ保険証でもOK、むしろそっちの方が良いまであります。)
- お薬手帳
- 他院からの紹介状(あれば)
どうですか、これだけみると内科を受診するのと大体同じですよね。
このほかにあったらいいものとして、例えば、子供の外来では母子手帳などがあると良いと思います。
これも小児科と大きな違いはありませんよね。このように、精神科の受診に必要なもの自体は他の科と大きく違いません。
ただ一つ他の科と決定的な違いがあります。それは…
そしてこの違いこそが精神科受診の1番のハードルです。
住んでいる地域のクリニックの数、人口にもよりますが、クリニックによっては新規の患者さんの受け入れをストップしているところや、見るにしても2、3ヶ月かかるところもあります。これは色々と理由があるのですが今回は割愛します。
本当にきつくて、やっと勇気をしぼって精神科の受診をしようとしたのに…、
これはかなり難しい問題です。ちなみにこれが子供になってくると更に待たされます。子供をみれる精神科は全国的にかなり少ないため、予約は下手したら半年〜1年ほどかかることがあります。

今きついのに、今何とかしてほしいのに受診できなければ
意味ないじゃん



お力になれなくて本当に申し訳ないと思います。
確実ではありませんが、早く受診できる可能性がある方法もあります。
精神科のクリニックが予約が一杯でほとんどのクリニックに当たっても予約が取れない時…
そんな時に少しでも早く受診できる可能性がある方法。
それは…
「精神科病院を受診する」ことです
ただ、これは正直住まれている地域によっておそらく違いがあるので確実に早く受診できるわけではないのでご了承ください。ですが、自分が勤めていた病院は大体1〜2週間ほどで受診につながっていました。
精神科病院のメリットとしては、心理士や社会福祉士がいるので、心理検査や環境調整などの幅広い支援が可能なことがあります。
デメリットとしては、精神科病院は比較的に市町村の中心地より離れた所にあるため、受診のための移動が大変だということです。基本的に受診は1回2回ではなく複数回通う必要があるため、移動手段の確保や移動の手間というものがかかってしまいます。
ですが、初めての受診が精神科病院だったからといって今後も精神科病院に通い続ける必要はありません。
状態が安定して、お薬の調整も終わった後にお近くのクリニックに紹介をしてもらえれば、今後はお近くのクリニックで治療を続けるということも可能です。
完全に初めての受診の場合は予約が取れなくても、他の病院から紹介状がある場合はクリニックの外来の予約は比較的とれますので、治療が途切れるということはありませんのでご安心ください。
仮に予約が取れなくても、元の精神科病院の受診すればよいことですしね。
今回は精神科の受診に必要なものと、予約が取れない時に試してみたら良い方法をお伝えしました。
参考になれば嬉しいです。
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